11月26日、東京の上野にある貴金属の店に、商品を奪おうとして3人が入りました。しかし店の人が「さすまた」という道具を使って抵抗すると、3人は逃げていきました。
栃木県にある会社は、2011年からさすまたを作っています。日本のいろいろな所で強盗の事件が増えてから、さすまたの注文が1日に10以上になりました。上野の事件のあとは注文や相談がもっと増えて、28日は30ぐらいありました。
この会社では、いろいろなさすまたを作っています。相手に当てるとバンドが出てきて動きにくくするものや、重くなくて女の人でも簡単に使うことができるものもあります。会社の人は「さすまたは、相手を捕まえたり戦ったりするものではなくて、自分を守るためのものです。よく練習をしてから使ってください」と話しています。