国立科学博物館こくりつかがくはくぶつかんは、動物どうぶつや植物しょくぶつの標本ひょうほんや化石かせきをたくさん保管ほかんしています。しかし、電気代でんきだいなどが高たかくなって、保管ほかんなどに必要ひつようなお金かねが足たりません。このため今年ことし8月がつから、1億おく円えんを目標もくひょうにしてインターネットで寄付きふを集あつめました。

今月こんげつ6日むいか、博物館はくぶつかんは「5万まん6000人にん以上いじょうから約やく9億おく2000万まん円えん集あつまった」と言いいました。

この中なかの約やく3億おく円えんで、寄付きふをした人ひとにお礼れいの品物しなものなどを送おくります。そのほかのお金かねで、標本ひょうほんを保管ほかんする建物たてものを大おおきくしたり、標本ひょうほんをもっとたくさん集あつめたりする予定よていです。

博物館はくぶつかんは「たくさんの人ひとが寄付きふをしてくれました。ありがとうございました」と言いいました。

寄付きふをした72歳さいの人ひとは「博物館はくぶつかんが残のこってほしいと考かんがえた人ひとが大勢おおぜいいたと思おもいます。みんなが興味きょうみを持もって、協力きょうりょくすることが大事だいじだと思おもいます」と話はなしました。