農家のうかが作つくった米こめは、形かたちや色いろなどで4つのランクに分わけています。

農林水産省のうりんすいさんしょうによると、今年ことしできた米こめの中なかで、ランクがいちばん高たかい「1等米とうまい」は、9月がつの終おわりには59.6%でした。去年きょねん9月がつより16ポイントぐらい少すくなくなりました。

米こめがたくさんできる新潟県にいがたけんでは1等米とうまいは13.5%で、去年きょねんより60ポイント以上いじょう少すくなくなりました。山形県やまがたけんや秋田県あきたけんでも40から30ポイントぐらい少すくなくなりました。

今年ことしは夏なつがとても暑あつかったため、米こめが白しろく濁にごったり割われたりしたことが原因げんいんです。

ランクが低ひくくても、米こめの味あじはほとんど同おなじだと言いわれています。しかし、売うる値段ねだんが低ひくくなって、農家のうかの収入しゅうにゅうが少すくなくなる心配しんぱいがあります。

農林水産省のうりんすいさんしょうは「暑あつくてもよく育そだつ米こめに変かえていくことなどが必要ひつようです」と話はなしました。