イスラエルとハマスの戦いが始まってから、パレスチナのガザ地区の人の生活がとても大変になっています。特に、子どもの命や体の具合が心配になっています。
パレスチナに病院で使う物などを届けている団体の人は「病院では機械を動かすための燃料が少なくなっています。燃料が届かなかったら、ICUに入院している赤ちゃんは、命を守る機械が止まって、死んでしまいます」と話しています。
国連のUNRWAによると、ガザ地区では肺などの病気や下痢になる子どもが増えています。
国連のWFPの人は「ガザ地区の人は1日に1リットルだけの水で生活しています。海の水を沸かして飲むこともあると聞きました」と言いました。そして、まずはガザ地区の人口の半分の110万人に必要な物を届けたいと話しています。