東京電力とうきょうでんりょくは24日にじゅうよっか、福島第一ふくしまだいいち原子力発電所げんしりょくはつでんしょから出でた水みずを処理しょりして、海うみに流ながし始はじめました。

環境省かんきょうしょうは25日にち、福島県ふくしまけんの海うみの水みずを取とって、トリチウムなどの濃度のうどを調しらべました。水みずを流ながす場所ばしょの近ちかくや、40kmぐらい離はなれた場所ばしょなど、11の場所ばしょの海うみの水みずを調しらべました。そして27日にち、1Lの水みずのトリチウムの濃度のうどは、全部ぜんぶの場所ばしょで10ベクレルより低ひくかったと言いいました。10ベクレルは、この検査けんさで調しらべることができるいちばん低ひくい濃度のうどです。

環境省かんきょうしょうの西村にしむら大臣だいじんは「人ひとや環境かんきょうに問題もんだいがないことを確認かくにんしました」と話はなしました。環境省かんきょうしょうはこれから1週間しゅうかんに1回かい海うみの水みずを調しらべて、結果けっかをウェブサイトやSNSに出だします。

水産庁すいさんちょうも26日にち、原発げんぱつの近ちかくの海うみでとれた魚さかなを調しらべて、トリチウムの濃度のうどは調しらべることができないぐらい低ひくかったと言いいました。水産庁すいさんちょうはこれからも検査けんさを続つづけると言いっています。