厚生労働省で21日、アルツハイマー病の新しい薬「レカネマブ」について専門家が話し合いました。アルツハイマー病は、認知症の原因の1つです。この薬は日本とアメリカの会社が一緒につくって、アルツハイマー病が進むのを遅くすることができると言われています。
専門家はこの薬に効果があることを確認して、安全に大きな心配がないと言いました。そして、日本で使うことを認めました。
この薬を使うことができる人については、アルツハイマー病になったばかりの人などにすると決めました。
日本での薬の値段は、まだ決まっていません。アメリカでは、1年に1人平均で385万円ぐらいかかります。この薬は早い場合、今年12月までに使うことができるようになりそうです。