最低賃金は、会社などが働く人に払ういちばん低い賃金です。厚生労働省の会議で7月、1時間の最低賃金を都道府県の平均で41円上げる目標が決まりました。この会議のあと、都道府県は会議を開いて、働く人と会社の代表などが最低賃金について話し合っています。
東京都は7日に会議を開いて、最低賃金を41円上げて、1時間1113円にすることを決めました。41円上がるのは、東京都で初めてです。今年の10月から上がる予定です。
この会議の会長は「最低賃金で働く人たちの生活のために、上げる必要があると考えました。払う賃金が増えて困る会社のことを東京都が助けてほしいと思います」と話していました。
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