群馬県高崎市に住む小学生の兄弟が先月、家の近くの林で珍しいクワガタを見つけました。このクワガタの体には、雄と雌の両方の部分があります。
体のほとんどは雄で、一部が雌です。頭と胸の左側は雌で、あごは左側だけ小さくて、足や触角は左側だけ短くなっています。体の長さは4cmぐらいです。
見つけた兄弟は、珍しいクワガタだと思って、桐生市の「県立ぐんま昆虫の森」という施設に連絡しました。施設によると、自然の中で、このようなクワガタが見つかることはとても珍しいです。
クワガタは、この施設で8月の終わりまでみんなに見せています。施設の人は「生きている珍しいクワガタを見ることは、なかなかできないので、ぜひ見に来てください」と話しています。