福岡市で行っている水泳の世界選手権で、アーティスティックスイミングの試合がありました。
19日は、1人で泳ぎながら踊るソロの「フリールーティン」に32歳の乾友紀子選手が出ました。乾選手は、日本の神話に出てくる大きな蛇を表現して、足を使った技も成功しました。そして、ほかの選手より25点以上高い点で、金メダルを取りました。15日の「テクニカルルーティン」に続いて、2つ目の金メダルです。
乾選手は、去年の世界選手権でもこの2つの金メダルを取りました。2回続けて2つの金メダルを取ったのは日本人で初めてで、世界では2人目です。
乾選手は「大変な練習を一生懸命続けてきました。プレッシャーがありましたが、金メダルを取ることができてよかったです」と話しました。