東京電力の福島第一原子力発電所では、2011年の事故のあと、放射線を出す物質が入った水が増え続けています。
政府は、この水をきれいにする処理をしたあと、残っているトリチウムなどの濃度を下げて、海に流すことを計画しています。今年の夏ごろまでに流し始める予定です。
26日、海に流すためのパイプなどの工事が終わりました。処理した水は、直径2m、長さ7mのパイプで海の水と混ぜたあと、海に流します。トリチウムの濃度が下がらない場合など、問題があるときは流すことを自動で止めます。
漁業をしている人などは、処理した水を海に流すことに反対しています。政府は、原子力発電所を壊す作業を進めるために、日本や外国の人たちにこの計画をわかってほしいと言っています。
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