5月から8月は、食中毒になる人が多くなります。厚生労働省によると、去年は6月がいちばん多くなりました。
暑いときに多いのは、細菌が原因の食中毒です。卵につきやすい「サルモネラ」や、鶏肉などの肉につきやすい「カンピロバクター」などの細菌が増えやすくなります。
厚生労働省は、細菌が原因の食中毒をなくすために、3つのことに気をつけるように言っています。
1つ目は、料理をする前に食べ物や手、料理に使う道具をしっかり洗って、細菌をつけないことです。
2つ目は、食べ物を冷蔵庫や冷凍庫に入れて、細菌を増やさないことです。
3つ目は、食べ物をしっかり熱くして、細菌を殺すことです。食べ物の真ん中が1分以上75℃以上になるように料理してください。