6月21日は「世界ALSデー」です。ALSは体の筋肉がだんだん動かなくなる病気で、日本には1万人ぐらいいます。
香川県で看護師をしていた合田朝輝さんは、6年前にALSだとわかりました。立つことなどいろいろなことができなくなって、ブログに「私は人ですか」と書きました。これを見た友達から、体が動かなくてもできる考える仕事を手伝ってほしいと連絡がきて、今はウェブサイトを作る仕事などをしています。
合田さんは自分の経験を絵本にしました。絵本では、ライオンが病気になって、みんなを助けることができなくなります。しかし、友達のネズミがライオンを励まして、アイデアを出して一緒に問題を解決していきます。
合田さんは「本を読んだ子どもたちも、夢を持って諦めないで挑戦してほしいです」と話しています。絵本は合田さんのウェブサイトで紹介しています。