消費生活センターなどには去年、SNSのトラブルについての相談が6万552ありました。おととしより約1万増えて、今までの10年でいちばん多くなりました。
40歳以上の人からの相談がとても増えました。特に50代の人からの相談は、おととしより2574増えて、1万2521でした。初めて20代より多くなりました。
「SNSの広告を見て注文したが、うそのウェブサイトだった」とか「SNSで知った人の紹介で暗号資産を送って取られた」などの相談がありました。
65歳以上の人からは「健康にいい食べ物」についての相談がいちばん多くて、年齢が上がると「家の修理など」の相談が増えています。
河野大臣は「トラブルは年齢で違うことがわかりました。消費者庁は、トラブルについて伝えて、気をつけるように言っていきたいと考えています」と話していました。