北海道ほっかいどうでは、山やまやまちの近ちかくで熊くまを見みたという人ひとが増ふえています。釧路市くしろしにある会社かいしゃは、熊くまが自分じぶんの近ちかくに来こないようにするための道具どうぐを2つ作つくりました。

1つは長ながさ40cmの筒つつの形かたちで、中なかにとうがらしやわさびなどの粉こなが入はいっています。レバーを引ひくと、粉こなが10mぐらい飛とびます。会社かいしゃによると、熊くまは、辛からい粉こなや飛とばしたときの大おおきな音おとや煙けむりに驚おどろいて、逃にげていきます。

もう1つは長ながさ60cmの筒つつの形かたちで、とうがらしなどが入はいった水みずが3秒びょう、霧きりのように出でます。熊くまがとても近ちかくに来きたときに使つかいます。

会社かいしゃの人ひとは「簡単かんたんで安全あんぜんに使つかうことができるようにしました。危あぶないと思おもったとき使つかってください」と話はなしています。