政府せいふは、出入国管理法しゅつにゅうこくかんりほうを変かえる案あんを国会こっかいに出だしていました。

今いままでの法律ほうりつでは、難民なんみんだと認みとめてもらうための申もうし込こみをしている外国人がいこくじんは、国くにに帰かえされませんでした。政府せいふは、国くにに帰かえりたくなくて何度なんども書類しょるいを出だしている人ひとがいると考かんがえています。このため、しっかりした理由りゆうがない場合ばあい、3回かい以上いじょう書類しょるいを出だしている人ひとを国くにに帰かえす案あんを出だしました。

このほか、国くにに帰かえす外国人がいこくじんを入管にゅうかんの施設しせつではなくて、入管にゅうかんが認みとめた人ひとと生活せいかつできるようにしたり、入管にゅうかんの施設しせつに長ながくいる人ひとをできるだけ少すくなくしたりします。

9日ここのかに国会こっかいで、この案あんについて話はなし合あいました。野党やとうの一部いちぶは反対はんたいすると言いいましたが、賛成さんせいする人ひとが多おおくなって、この案あんが決きまりました。

入管にゅうかんの施設しせつで2年ねん前まえに亡なくなったスリランカ人じんの家族かぞくは「政府せいふは人ひとの命いのちを守まもることを考かんがえてほしいです」と話はなしました。