パーキンソン病びょうや一部いちぶの認知症にんちしょうの人ひとは、異常いじょうなたんぱく質が脳のうなどにたまります。順天堂大学じゅんてんどうだいがくなどのグループは、血ちの検査けんさでこのたんぱく質を見みつける方法ほうほうを発表はっぴょうしました。

血ちの中なかからこのたんぱく質を集あつめて、増ふやします。この方法ほうほうで調しらべた結果けっか、パーキンソン病びょうなどの人ひとの90％以上いじょうから、このたんぱく質が見みつかりました。健康けんこうな人ひとや別べつの病気びょうきの人ひとは、10%より少すくなくなりました。

研究けんきゅうした人ひとは「今いまは症状しょうじょうを聞きいて、どの病気びょうきか考かんがえます。血ちの検査けんさでどの病気びょうきかわかったら、早はやく治療ちりょうを始はじめることができるようになります」と話はなしています。