2年前にアフガニスタンでタリバンの支配が始まってから、今までに800人以上が日本に避難してきました。
タリバンの前の政府で仕事をしていたハシブラ・モワヘドさんは1年前に避難してきて、大学で経済学を教えています。大学から給料をもらって、家族12人が生活する部屋を無料で借りています。しかし教えることができるのはあと半年で、部屋も出なければなりません。
アフガニスタンに帰ったら命の危険があるため、ハシブラさんは4月に難民の申請をしました。しかしまだ難民と認めてもらっていません。
ハシブラさんは新しい仕事や家を探していますが、なかなか見つかりません。「日本で生きるかアフガニスタンで死ぬかどちらかです。とても心配です」と話しています。