新たな皇室を支える態勢

宮内庁 平成22年(2010)年10月撮影

皇位継承に伴って、宮内庁には、新たな皇室を支える側近部局として、天皇皇后を担当する「侍従職」に加え、新たに「上皇職」と「皇嗣(こうし)職」が設けられました。

即位された天皇陛下ご一家を支える「侍従職」は、上皇ご夫妻を支えていたこれまでの「侍従職」より医療体制が縮小されるなどして4人減り、75人態勢になりました。

上皇ご夫妻を担当する「上皇職」は新設され、65人態勢になりました。

また、皇位継承順位1位の「皇嗣」となられた秋篠宮さまとご家族を支える「皇嗣職」も新設されました。秋篠宮ご一家を側で支える職員は、平成29年度は12人でしたが、「皇嗣職」では、これまで皇太子時代の天皇陛下ご一家を担当していた「東宮職」と同じ規模の51人に拡充されました。これによって、宮内庁の3つの側近部局の態勢は合わせて191人になりました。

  • 新しい皇室の姿

  • 天皇と上皇 明治以降では初めて同時に存在

  • 新たな皇室のお住まいは

  • 譲位の歴史と上皇