ウクライナでは、旧ソビエトの歴史に由来するシンボルなどを、取り外す動きが加速しています。

こうした中、首都キーウでも中心部を流れるドニプロ川を見下ろす丘にある、高さ102メートルの巨大な「祖国の母像」が掲げる盾に施されていた、旧ソビエトの国章を取り外す作業が行われました。

現地時間8月1日の撤去作業は、午前中から約8時間にわたって行われましたが、
この間に防空警報が3回鳴り、そのたびに作業が中断されました。

旧ソビエトのシンボル「つちと鎌」が、地上に降ろされるまでの一日を追いました。

＊この巨大な像のある施設では、これに合わせて、「祖国の母像」という名称を、ウクライナの独立記念日8月24日までに、新たに「ウクライナの母像」に変更したいとしています。