日本代表パラスノーボード

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

大岩根正隆 おおいわね・まさたか

【生年月日】1980/11/17

【出身地】東京都

プロフィール

腕に障害があるクラスの大岩根正隆選手は東京 大田区出身の41歳で、初めてのパラリンピック出場です。17歳の時にバイクの事故で利き腕の右腕をほとんど失いました。「左腕で何かを行うイメージが湧かず、何も希望が持てなかった」という大岩根選手は、21歳のときに、アルバイト先の社長の勧めでスノーボードを始めました。当時は装備の着用も誰かの手を借りなければできませんでしたが、挑戦する楽しさを知ってスノーボードにのめり込みました。ただ、「世界で戦いたい」という夢を実現させる環境が見つからず、28歳で競技から退きました。しかし、2018年のピョンチャン大会でスノーボードがパラリンピックの正式競技になったことを知り、約10年ぶりに競技に復帰することを決意しました。今度こそ「世界で戦う」という夢を実現させようと大岩根選手は練習に励み身長1m80cmの体格と、強じんな下半身を武器にした攻撃的な滑りで力を伸ばしてきました。2021年12月にオーストリアで行われたワールドカップでは、初めての表彰台となる3位入賞を果たし北京大会前の最後の国際大会となる2022年1月の世界選手権でも2種目で4位に入るなど順調な調整ぶりを見せています。大岩根選手は「トップ争いできる状態に持っていけると確信している。日本代表として世界のライダーと戦い表彰台を目指す」と活躍を誓います。

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