関東甲信と東北 梅雨明け 7月末まで猛烈な暑さ 熱中症対策を

22日も、西日本から北日本の広い範囲で高気圧に覆われ、関東甲信と東北では梅雨明けが発表されました。西日本を中心に7月末ごろまで猛烈な暑さが続く見込みで、熱中症への対策を続けてください。

気象庁によりますと、22日も西日本から北日本の広い範囲で、高気圧に覆われて晴れました。

関東甲信と東北は、この先1週間もおおむね晴れる見込みで、気象庁は22日、「関東甲信と東北が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

▽関東甲信の梅雨明けは、平年と比べて3日遅く、去年と比べて1日早くなりました。

また、
▽去年、梅雨明けが特定できなかった東北は平年と比べて、南部は2日早く、北部は6日早くなりました。

22日も西日本を中心に気温が上がり、日中の最高気温は、
▽京都府舞鶴市で36.3度
▽福岡県太宰府市で35.9度
▽大津市、大分県日田市、福井県小浜市で35.8度
▽鳥取市で35.2度
▽大阪市と京都市で35.1度
などと、猛烈な暑さになりました。

23日も気温が上がる見込みで、日中の最高気温は、
▽京都市と福井市で36度
▽福岡市、大阪市、鳥取市、松江市で35度
▽新潟県長岡市で34度
▽東京の都心で33度
▽秋田市で31度
などと、予想されています。

気象庁と環境省は、23日、熱中症の危険性が高まるとして、新潟県、鳥取県、島根県に「熱中症警戒アラート」を発表しました。

気象庁は、北日本から西日本では、23日以降も高気圧に覆われ。晴れる日が多くなり、7月29日ごろまで猛烈な暑さが続くおそれがあるとしています。

冷房を適切に使用するほか、こまめに水分を補給するなど、熱中症への対策を続けてください。