【生活影響】九州北部の大雨 携帯電話の回線や宅配便に影響

九州北部地方の大雨の影響で、一部の地域では携帯電話がつながらず、宅配便の荷物の集荷や配達を見合わせる影響が出ています。

18:00時点 携帯大手の影響

携帯大手各社によりますと大雨の影響で午後6時の時点で、福岡県と大分県のいずれも一部の地域で、携帯電話がつながらないか、つながりにくい状況となっています。

▽NTTドコモによりますと、午後6時現在福岡県の朝倉市と東峰村、大分県の日田市と中津市、それに玖珠町で携帯電話がつながらないか、つながりにくい状況となっています。
太宰府市では復旧したということです。

また、
▽KDDIと、
▽KDDIの回線を利用している楽天モバイルでは、大分県の日田市の一部で大雨による影響が出ています。
いずれの会社も基地局の停電や、基地局を結ぶ伝送路の故障が原因だとしています。

▽ソフトバンクではこれまでのところ、大雨による影響は出ていないということです。

宅配便の影響

ヤマト運輸は、福岡県、佐賀県、大分県のいずれも一部で荷物の集荷や配達を見合わせています。その影響で全国からこの3県に届く荷物や、3県から全国に発送する荷物について、一部で遅れが出る可能性があるとしています。

また佐川急便は福岡県、佐賀県、大分県、長崎県のいずれも一部の地域で、荷物の集荷や配達に遅れが出ているということです。

日本郵便は、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の8つの県で、引き受け、または配達される手紙などの郵便物やゆうパックなどの荷物について一部で遅れが出ているということです。

トヨタ自動車九州 3つの工場で夜間の操業取りやめ

九州北部地方の大雨の影響で、トヨタ自動車では子会社の「トヨタ自動車九州」の福岡県内の宮若市にある宮田工場、苅田町にある苅田工場、北九州市にある小倉工場の3つの工場について、10日の夜間の操業を取りやめました。

会社では、従業員の通勤時の安全確保などが理由だとしていて、11日は通常通りの操業を予定しているということです。