1992年のバルセロナ大会から正式競技。四大大会でも車いすテニスの部が実施され、プロ選手の活躍もあって人気が高い競技の一つ。下半身に障がいのある選手が車いすを操作しながらプレーする。返球するまでに2回のバウンドが認められている。テニスのテクニックに加え、車いすの操作にも高い技術やスピードが必要。車いすには軽量化や回転性を高めるための工夫が施されている。足だけでなく腕や手にも障がいのある選手が出場するクアードは男女共通で実施。ラケットを握ることができない場合はテープで手に固定することができる。パラリンピックはすべてトーナメント方式で、準決勝で負けた場合は3位決定戦に回り銅メダルを争う。試合は2セットを先取した選手が勝ちとなる3セットマッチ。ゲームカウント6対6になった場合は7ポイント先取のタイブレークに突入。さらにタイブレークで6-6の場合は2ポイント差がついた時点で決着する。パリ大会では東京大会と同じく男子と女子、それに男女共通のクアードでそれぞれシングルスとダブルスの計6種目を実施。2023年に現役を引退し、パラアスリートとして初の国民栄誉賞を授与された国枝慎吾さんが長く活躍したことで知られる。2024年に17歳で全豪オープンを制し四大大会3勝目をあげた小田凱人選手、リオ大会の銅メダルに続き東京大会で銀を獲得した上地結衣選手など日本勢が世界のトップで活躍中。
競技日程
開催日と開始時間は日本時間です
DAY | 開催日 | 開始時間 | 種目 |
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2 | 08/30 | 19:00 | 男子シングルス 1回戦 |
女子ダブルス 1回戦 | |||
クアードダブルス 準々決勝 | |||
3 | 08/31 | 19:00 | 女子シングルス 1回戦 |
クアードシングルス 1回戦 | |||
男子ダブルス 1回戦 | |||
4 | 09/01 | 19:00 | 男子シングルス 2回戦 |
女子ダブルス 準々決勝 | |||
クアードダブルス 準決勝 | |||
男子ダブルス 2回戦 | |||
5 | 09/02 | 19:00 | 男子シングルス 3回戦 |
女子シングルス 2回戦 | |||
クアードシングルス 準々決勝 | |||
6 | 09/03 | 19:00 | 女子シングルス 準々決勝 |
クアードシングルス 準決勝 | |||
男子ダブルス 準々決勝 | |||
女子ダブルス 準決勝 | |||
7 | 09/04 | 19:00 | 男子シングルス 準々決勝 |
女子シングルス 準決勝 | |||
クアードダブルス 決勝 | |||
男子ダブルス 準決勝 | |||
クアードダブルス 3位決定戦 | |||
8 | 09/05 | 19:00 | 男子シングルス 準決勝 |
女子ダブルス 3位決定戦 | |||
クアードダブルス 3位決定戦 | |||
20:30 | 男子シングルス 準決勝 | ||
女子ダブルス 決勝 | |||
クアードシングルス 決勝 | |||
9 | 09/06 | 19:00 | 男子ダブルス 3位決定戦 |
女子シングルス 3位決定戦 | |||
20:30 | 男子ダブルス 決勝 | ||
女子シングルス 決勝 | |||
10 | 09/07 | 20:30 | 男子シングルス 3位決定戦 |
男子シングルス 決勝 |
(2023年6月1日現在)