パリオリンピック競技ガイド

1920年アントワープ大会で日本がオリンピックで初めてメダルを獲得した競技。第1回の1896年アテネ大会から正式競技だったが、その後プロ選手が登場しアマチュアリズム重視のオリンピックから除外された。1928年から1984年までの長い中断をへて、プロ解禁の流れから1988年ソウル大会で復活。男女それぞれシングルスとダブルスがあり、2012年ロンドン大会からは男女ペアによる混合ダブルスが追加。混合ダブルスでは同じ国のスター選手によるペアリングが興味深い。前回東京大会では選手の負担を軽くするため、シングルスは全て2セット先取の3セットマッチで実施。また男女のダブルスと混合ダブルスはセットカウントが1対1になった場合は、10ポイント先取のマッチタイブレーク方式で勝敗を決めた。パリ大会も男女のシングルスとダブルス、混合ダブルスの5種目が行われる。各種目とも準決勝で敗れた2人が3位決定戦で対戦し銅メダルを決める。シングルスは男女64人ずつ、ダブルスは男女32組ずつ、混合ダブルスは16組が出場。会場は全仏オープンの舞台として知られるクレーコートのローラン・ギャロス。