「やさしい日本語 Easy Japanese」の使い方2課以降の教え方Tips

2課以降の授業で使えるアクティビティなど。授業を発展させることができます!
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7発展的な活動などは 「サンプル授業」 の項目と一致しています。

2名前と仕事を言って、自分のことを紹介(Introduce)する

7発展的な活動
  • 職業をあらわす語彙を、「役に立つことば」の表で確認。
  • ペアになって、お互いに自己紹介の練習。
  • 1人ずつ前に出て全員に向かって、自己紹介の練習。
9日本の文化と生活
  • 「日本語の文字」ひらがな、カタカナ、漢字について関心を引き出すことに使える。
  • 「カタカナ表」を使って、自分や家族の名前を書く練習。 カタカナ表はこちら
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3出身地(where you're from)を言う

7発展的な活動
  • 世界地図などを用意し、まず国や地域名を日本語の発音で練習。
  • そのあと、「~から来ました」の練習。
    ペアになって、「使ってみよう!」を例にお互いに練習。 「使ってみよう!」はこちら
  • 2課の自己紹介の復習として、自己紹介と出身地を言う練習もする。
9日本の文化と生活
  • 「日本のあいさつ」のお辞儀の話。実際にお辞儀の練習。
  • 自己紹介のときにもお辞儀をしてみる。
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4これからすることを言う

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 「【目的語】を食べます」、「【目的語】を見ます」「【目的語】をします」の文を作る練習。
  • ペアを組んで、することを言い合う。
    「今晩何を食べますか」→「すきやきを食べます」
    「週末、何をしますか」→「サッカーを見ます」「テニスをします」
8今日のもう一言
  • 「楽しみです」「天ぷらを食べます。楽しみです」のように、何度も口に出して練習。
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5どうやって日本語を勉強したか言う

7発展的な活動
  • 手段・方法の「で」が定着するように、「アニメ/漫画/ドラマ/テレビ/インターネット」などの語彙も追加して、「~で勉強しました」の練習。
  • 応用編として、「勉強しました」以外の「~ました」の形を「動詞の活用表」を使って、口に出して練習。 動詞の活用表はこちら
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6乗り物の行き先をたしかめる

7発展的な活動
  • 「役に立つことば」の「乗り物」の語彙を利用して練習。 役に立つことばはこちら
  • 路線図などを用意して練習。
  • 学習者が使いそうな主な路線や駅名など漢字と読み方も紹介。
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7わかりすく話すようお願いする

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • よく使う表現の「ゆっくり話す/ちょっと待つ/もう一度言う/書く」などを「~てください」の文にする
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8友達などを紹介(introduce)する

7発展的な活動
  • 「役に立つことば」の「家族」の語彙を利用して練習。 役に立つことばはこちら
  • 「さん」は自分や家族につけない、など簡単に、「うち」と「そと」の使い分けを教える。
  • 家族や友人の写真など持ってきてもらい、それを使って人に紹介する練習。
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9知らない物の名前をきく

7発展的な活動
  • スーパーのチラシやレストランのメニューなどを用意。
    48課の「日本の文化と生活」の「日本各地の食べ物」も使える。 「日本各地の食べ物」はこちら
  • それを自分の近く、相手の近く、両者から遠い場所に置き「これ/それ/あれは何ですか」の練習。
  • 応用編として、学習者が日常生活で、「何だろう?」と思ったものの写真を撮って、持ってきてもらい、ききあう。
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10値段(price)をきく

7発展的な活動
9日本の文化と生活
  • 実際に日本のお金や祝儀袋などを見せるのもよい。
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11欲しい物があるかどうかきく

7発展的な活動
  • 店の写真を見せて、「~はありますか」の文を作る練習をする。
    洋服を買う店→「Lサイズはありますか」
    スーパー→「玉ねぎはありますか」
    コンビニ→「洗剤はありますか」
    ドラッグストア→「かぜ薬はありますか」。
  • 洋服や靴のサイズ表記が、学習者の出身地と日本で違うことも多いので、自分はどのサイズになるのかを調べて練習する。
    「(靴)23センチはありますか」
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12感想(impression)を言う、説明する1

7発展的な活動
  • イラスト・写真などを利用して、いろいろなイ形容詞を紹介。
    「安い」「こわい」「楽しい」
  • スキットに出てくる「お守り」の実物を見せてもよい。
9日本の文化と生活
  • 学習者の近くにある神社仏閣などを紹介してもよい。
  • 大仏や神社仏閣などの写真を使い、「大きいですね」「古いですね」などの練習をしてもよい。
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13したいことを言う

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 「(今晩は)何が食べたいですか」「(明日は)どこに行きたいですか」「(週末は)何がしたいですか」などの質問に答える練習。
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14してみたいことを言う

7発展的な活動
  • 「したことがないこと/試してみたいこと」などを提示し、「~てみたいです」の文を作る練習。33課「日本の文化と生活」の「体験してみよう」を活用できる。
    「着物を着る」「生け花をする」
    「和菓子を作る」「食品サンプルを作る」
    「体験してみよう」はこちら
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15タクシーで行き先を言う

7発展的な活動
8今日のもう一言
  • 「お願いします」のいろいろな使い方も紹介し、練習。
    レストランのメニューを用意して、
    「これ、お願いします」、
    「オレンジジュース、お願いします」
    「ハンバーグ、お願いします」などをペアワークで練習。
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16感想(impression)を言う、説明する2

7発展的な活動
  • ナ形容詞の使い方が分かるように、まずは「な」をつけた形で練習。
    写真やイラストを見せて、
    「ここは渋谷です」
    「ここはにぎやかな街です」
  • 次に、「どんな街ですか」と聞いて、ナ形容詞を使った答え「にぎやかな街です」を導き出す。
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17今していることを言う

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 毎日(毎週)していることを学習者に言わせる。
    「毎日ジョギングしています」
    「日本語を勉強しています」「野球をしています」「薬を飲んでいます」
  • 応用編として、今、実際にやっている動作も言うことができることを紹介。今、していることを言う状況を想定して練習。
    (電話がかかってきた。でも今、料理中。
    「料理をします」なんと言いますか)
    →「すみません、今、料理をしています。」
    ほかに、(オンラインミーティング中「オンラインミーティングをします」/ごはん中「ごはんを食べます」)などを「今、~しています」の文にする練習。
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18したことについて感想(impression)を言う

7発展的な活動
  • 知っているイ形容詞を言ってもらい、過去形の「【イ形容詞】かったです」にする練習。
  • 次に知っているナ形容詞を言ってもらい、過去形の「【ナ形容詞】でした」にする練習。
  • 次に、「~はどうでしたか」の答えを形容詞の過去形で答える練習。
8今日のもう一言
  • 「おかえりなさい」を練習したあと、「ただいま」「いってらっしゃい」「いってきます」なども紹介。
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19買いたい物を言う

7発展的な活動
  • いろいろな店を想定。チラシやイラストなどを用意して「~が欲しいんですが」の練習。
  • 「あれ/これが欲しいんですが」なども練習。
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20料理に入れてほしくない物を言う

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 「~は入れないでください/かけないでください/使わないでください」の文型を、いろいろな語彙を入れて練習。
    からし・パクチー/入れる
    ソース・マヨネーズ/かける
    豚肉/使わない
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21どこにいるか言う

7発展的な活動
  • 街や観光地の地図・ショッピングモールなどのフロアガイドなどを用意。小さな人形などを用意し、いろいろなところに置く。
  • 「今、どこにいますか」「インフォメーションの前にいます」などと、文にする練習をペアで行う。
9日本の文化と生活
  • 日本のコンビニのいいところ、便利なところを言ってもらうなどして話を展開。
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22いっしょに何かをしようと誘う1

7発展的な活動
  • (たくさん勉強しましたね、疲れましたね。)→(ちょっと休む)→「ちょっと休みましょう」
    この例にならって、お茶を飲む/散歩をする/音楽を聴くなど、ヒントを出して文を作る練習。
    「お腹が空きましたね」などの文を言って「~ましょう」の文を引き出す
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23好きな物を言う

7発展的な活動
  • 「使ってみよう!」の「食べ物は、何が好きですか」を応用してペアで練習。
    「動物は、何が好きですか」
    「音楽は、何が好きですか」「スポーツは、何が好きですか」などの質問をして「~が好きです」と答える練習をする。
    「使ってみよう!」はこちら
9日本の文化と生活
  • 猫カフェなど、動物好きの人がいれば、話題に。
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24食べられない物を言う

7発展的な活動
  • 「刺身は食べられますか」「お酒は飲めますか」などときいて、食べられないもの、飲めないものを確認。
    そのあと「~は食べられません」「~は飲めません」の文を練習。
  • 応用編として、理由を言わせる。
    (強要されたときに断りやすくするため)
    「ベジタリアンですから」「アレルギーですから」
8今日のもう一言
  • 「ごちそうさまでした」もいっしょに覚える。
    「ごちそうさまでした」は、食事をした店を出るときにも使うことも紹介。
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25体の調子が悪いことを言う

7発展的な活動
  • 「役に立つことば」の「体」にある語彙を使って、「~が痛いんです」の練習。 役に立つことばはこちら
  • 「熱があるんです」
    「気持ちが悪いんです」も使えるように練習。
9日本の文化と生活
  • 「日本で病気になったときは・・」は、大切な情報なので、どうすればよいかをいっしょに確認
  • 薬の袋の表示、例えば「1日3回、食前」などを提示して、この薬の飲み方を説明してもらう練習。
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26いろいろな感想(impression)を言う1

7発展的な活動
  • 形容詞を書いたカードを作る。イラスト付き・各国語訳付きなど、学習者のレベルに合わせる。トランプのように机の上にひろげて、2枚ずつ選び、続けて言う練習。
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27どれを選べばいいかきく

7発展的な活動
  • まず、「どれ」の使い方を練習。
    3本のペンを前に「ジュノさんのペンはどれですか」
    「これです」などと言わせる。
  • そのあと、「どれが一番~ですか」の練習をする。
    たくさんの種類の物が並んでいる、例えば、コンビニのおにぎり売り場、映画のリストなどの写真で、文を作る練習。
  • 応用編として、人の場合は「だれが一番~ですか」を使うことを説明し、練習。
27課のレッスンページはこちら

28してもいいかどうかきく

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 「~てもいいですか」の形で練習。
    「入る+いいですか」→「入ってもいいですか」
    「すわる+いいですか」
    「食べる+いいですか」
    「質問する+いいですか」
8今日のもう一言
  • 音声を何度も聞いて口に出して練習。
28課のレッスンページはこちら

29何をしに行ったか言う

7発展的な活動
  • 「週末、どこに何をしに行ったか」を言う練習をする。
  • さらに「どうでしたか」と聞いて、「楽しかったです」「おいしかったです」などと、形容詞の復習につなげる。
8今日のもう一言
  • 漢字の説明をしてみるのも、覚える手助けに。
29課のレッスンページはこちら

30したことやこれからすることを、いろいろ言う

7発展的な活動
  • 日本でしたいことを、2つあげて、つなげて言ってみる練習。
    (お寿司を食べる)(お寺に行く)
    (着物を着る)(漫画を買う)
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31いっしょに何かをしようと誘う2

7発展的な活動
  • ペアで「週末、~ませんか」と誘い合ってみる。
    キャンプに行く/鍋パーティーをする/映画を見に行く
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32行き方をきく

7発展的な活動
  • 路線図を用意して「~まで、どう行ったらいいですか」ときく練習。
    よく使う駅の漢字と読み方も確認。
8ステップアップ
  • 方向の言い方と使い方を紹介。
    左/右に曲がる
    まっすぐ行く
    左/右にある
32課のレッスンページはこちら

33どのくらい時間がかかるかきく

7発展的な活動
  • 所要時間をきく練習として、「日本の文化と生活」
    18課の「日本の新幹線」の地図のイラストを見ながら、「京都から広島までどのくらいかかりますか」などと練習。 「日本の新幹線」はこちら
  • 「どのくらい」の他に、「どれくらい」、を使うこともあると紹介。
8ステップアップ
  • 音声を何度も聞いて繰り返し練習。地図に所要時間を書き込み、それを見ながら、かかる時間を答える練習。
33課のレッスンページはこちら

34経験(experience)したことを言う

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • いろいろな場所の写真を見せて、「行ったことあります/ないです(ありません)」と答える練習。
    「日本の文化と生活」の4課、「日本のすばらしさを紹介」なども使える。 「日本のすばらしさを紹介」はこちら
  • 食べ物(できればちょっとめずらしい物)の写真で、「食べたことあります/ないです(ありません)」、漫画や本の写真で、「読んだことあります/ないです(ありません)」の練習。
    48課の「日本の文化と生活」の「日本各地の食べ物」の写真も使える。 「日本各地の食べ物」はこちら
  • フォーマルな言い方や書き言葉では「~ことがあります」のように、「が」を入れることを説明して練習する。
8今日のもう一言
  • 「知ってる/知ってますか?」の答え方は、「はい」の場合「知ってる/知ってます」、「いいえ」の場合「知らない/知りません」となる。
    「知ってない/知ってません」とは言わないことを紹介。
34課のレッスンページはこちら

35したいことやしたことを順番に言う

7発展的な活動
  • 旅行の話や週末にしたことを友人に話す、という設定で練習。
    どこに行って何をして何を見て何を食べたかなど、順番に言っていく。
8ステップアップ
  • アナログ時計の模型などで針を動かし、時間を答える練習。
35課のレッスンページはこちら

36時間についてきく

7発展的な活動
  • 図書館、美術館、病院などの案内板などを見せながら、開く時間と閉まる時間をたずねたり、答えたりする練習をする。
9日本の文化と生活
  • 日本の温泉について学習者に経験をたずねたり、温泉でのマナーについて紹介したりする。
36課のレッスンページはこちら

37うまくいかないことを言う

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 「【主語】が~ないんですが・・」のあと「だからどうしてほしい」は言わなくても、うまくいかないことだけ伝えれば十分なので便利!などと説明する。
    そのあとうまくいかないことを想定して練習。
    「Wi-Fi が繋がる/電気がつく/窓が開く/お湯が出る」などを「【主語】が~ないんですが・・」の文にする。
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382つのものを比べる(compare)

7発展的な活動
  • まず、「~のほうがいいです」をたくさん口に出して練習。
    「月曜日がいいですか、火曜日がいいですか」→「月曜日のほうがいいです」
    「テーブル席がいいですか、カウンター席がいいですか」
  • 「いい」のところをほかの形容詞に変えて応用練習。
    「~のほうが好きです」「~のほうが便利です」
9日本の文化と生活
  • 「富士山に登ったことありますか」「富士山に登ってみたいですか」などと、これまでに勉強した表現の復習をしながら、富士山を話題に会話を展開していく。
38課のレッスンページはこちら

39失敗したことを言う

7発展的な活動
  • 「財布を落としました」より、「財布を落としてしまいました」のほうが残念な気持ちが伝わりますよ、と、この表現のニュアンスを伝える。
  • 失敗したこと、残念!困った!と思うようなことをいろいろ文にして練習。
    「家にスマホを忘れる/道に迷う/スプーンを落とす/宿題を忘れる」
8ステップアップ
  • 実際持っているもの、着ているものなどで、色を言う練習。
    これは?→「白いシャツ」これは?→「緑の帽子」
  • 日本の信号は、「青・黄・赤」、緑とは言わない、などの情報も伝える。
39課のレッスンページはこちら

40理由(reason)を言う

7発展的な活動
  • 理由の「から」は、この課ではスキットでも練習でも過去形の文なので、現在形の練習もしてみる。
    今日は火曜日/あの店は休みです。
    →今日は火曜日だから、あの店は休みです。
  • 「熱がある/病院に行く」「安い/たくさん買う」などの文を、「から」を使ってつなげる練習。
9日本の文化と生活
  • 地震が起きた時の備えが書いてあるので、ここはゆっくりいっしょに読んで、ポイントを確認。
40課のレッスンページはこちら

41したいことができるかどうか確かめる

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 「~ことができますか」は、できるかどうか知りたいときに便利な言い方です、などと説明し、練習。
    日にちをかえる/部屋をうつる/サイズを換える
41課のレッスンページはこちら

42しようと思っていることや予定を言う

7発展的な活動
  • 「~つもりです」は、単なる予定というよりは、自分がこれからしようと思っている、すると決めていることを表すので、そのことがわかるような文で練習する。
    大学では言語学を勉強する/夏休みに自転車旅行をする/将来、通訳になる
  • 応用編として、否定形では「つもり」の前を否定形にして使うことを紹介してもよい。
    「大学には行かないつもりです」「このことは誰にも言わないつもりです」
    「つもり」を否定する「つもりはありません」にすると、強い否定になる。
    「大学に行くつもりはありません」
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43見て感じたことを言う

7発展的な活動
  • 外見からそうかなと感じたことや、様子からそうだと思うことを表す表現。
    いろいろなイ形容詞・ナ形容詞を出して、イ形容詞からは「い」を、ナ形容詞からは「な」をとって、練習。
  • イラストを見せて、感じたことを文にして言う練習も。
    いい+そうです→×いそうです ○よさそうです
    「明日も天気がよさそうですね。」
    見てすぐわかることには使わない。
    「かわいい」「ハンサム」「青い」など。
  • 応用編として、動詞の場合、マス形の「ます」をとることを説明。
    「(雨が)降ります」→「降りそうです」(花瓶が)「落ちそうです」
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44聞いたことを他の人に言う

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 「普通体と丁寧体」の表を見ながら、否定形「(雨が)降りません」の普通体は「降らない」になる、「降りませんでした」の普通体は「降らなかった」になる、など、丁寧に説明する。
  • 天気予報で聞いたことを伝聞の文にしてみる練習。
    「明日は雨が降ります/降りません」「今年の冬は寒いです」
  • 吹き出しの中にせりふを書いたイラストを使い、それを他の人に伝える練習。
    ジョンさんが「京都に行きたい」と言っているイラストを見せて、「ジョンさんは京都に行きたいそうです」の文を作る
  • 43課で練習した様態の「~そうです」とは、前にくる動詞や形容詞の活用形が違うことに注意。
    「雨が降りそうです」(様態)、「雨が降るそうです」(伝聞)
44課のレッスンページはこちら

45丁寧にお願いする

7発展的な活動
  • 「お願いがあるんですが、」をつけて、丁寧にお願いする文を作る
    練習をペアでする。
    漢字で書く/読み方を教える/一緒に行く/引越しを手伝う
  • 応用編として、もっと丁寧に言いたい場合の「~ていただけませんか」とか「~てくださいませんか」などという言い方も紹介。
45課のレッスンページはこちら

46いろいろな感想(impression)を言う2

3キーフレーズ
  • 26課では、「甘くておいしい」のように形容詞をつなげて言う言い方を学習したことを確認。
    ここでは、対比的な2つの文をつなげる練習をすることを説明。
  • 「普通体と丁寧体」の表を使い、文1は普通体になることを確認。 「普通体と丁寧体」の表はこちら
7発展的な活動
  • 簡単な文を書いたカードを用意。
    対比的な意味のカードを2枚選び、つなげる練習をする。
    「けど」の前のナ形容詞は「~だ」の形になることも確認。
    「昼はにぎやかだけど、夜は静かです」
46課のレッスンページはこちら

47やり方(how to do)をきく

7発展的な活動
  • やり方をききたい場合の例をたくさん提示して練習。
    • 食べ方:(大きなハンバーガー/ドリアンの写真を前に)どうやって食べるんですか。
    • 作り方:(おいしい物を食べて)どうやって作るんですか。
    • 開け方:(コンビニのおむすびを手にして)どうやって開けるんですか。
  • 応用編として、過去形の例もとりあげる。
    「どうやってたくさん漢字を覚えたんですか」
    「いい部屋ですね。どうやって見つけたんですか」
9日本の文化と生活
  • 「おみくじ」の実物を見せてもよい。
47課のレッスンページはこちら

48これからしたいことを言う

3キーフレーズ
7発展的な活動
  • 学習者の(将来の)希望を語るような文を作る練習。
    「夏になる/海で泳ぐ」「春になる/お花見に行く」
    「国に帰る/友達に会う」「卒業する/教師になる」
8今日のもう一言
  • 「がんばりましょう」「がんばってください」「がんばれー!」なども紹介。
9日本の文化と生活
  • 「おいしそうですね」「食べたことありますか」「どれを食べてみたいですか」などと、これまで勉強した表現を使って自由に会話を広げる。
48課のレッスンページはこちら