NEW2018年02月23日

“プレ金”ってどうよ?

「プレミアムフライデー」略して「プレ金」。月末の金曜日に早めに退勤してもらおうというキャンペーンですが、実は今月でちょうど1年になります。

もう死語、みたいな声もあるプレミアムフライデーですけど、まだ1年しかたってないんですね。改めてなんだったんでしたっけ?

土日が休みって人も多くて、金曜に仕事終わるとホッとするし、ちょっと特別じゃない。そこで、月末の金曜日は早く帰れるようにして、買い物とか週末にかけての旅行なんかを楽しんでもらおうってことで、政府と経済界が去年2月から始めたわけ。個人消費を盛り上げたいというのが最大の狙いなんだけど。

でもなんで月末の金曜日?忙しいじゃないですか。

そこがちょっとアレなのよ。「仕事が立て込む月末の金曜日に早帰りするのは結構ハードルが高い」って人、多いじゃない。特に年度末になる3月とか。そんなこともあって、あんまり進んでないみたいなの。旗振り役の経済産業省や経団連などの協議会がアンケート調査したら、プレミアムフライデーは9割知っているってことなんだけど、実際に早めに退社できたという人は、この1年の平均で11%だっていうことだし。

11%も早く帰れてる?逆になんか実感わかないんすけど、それでまだ続けるんですか?

粘り強く頑張るそうよ。なんとかしようってことで、協議会では、職場の状況に応じて、月末だけじゃなくほかの金曜日でもOKということにしているみたい。協議会の別の調査では、2割の企業がプラスの効果があったと言っているそうだし、ちゃんと定着すれば働き方の見直しにもなるし、ってこともあるんで、まだ続けるって。

でも、買い物するにも旅行するにもお金がなあ。

そーだよね。給料が上がるようにも、もっと頑張ってくれたら、エブリデーがプレミアムになるのにね!