この記事へのコメント

1学期も終盤に差し掛かりましたね。
「小1の壁」についての先日の記事にコメントを寄せてくださった皆さん、ありがとうございました。

学童問題。行きたくないと言ってるのはウチだけじゃないんだ。行きたくない場所に無理矢理放り込まれたら、そりゃ子もストレスよね…。
20年以上前にこの壁に当たった。
親子共にサポートして貰える制度を望む。
子どもにとってはただ初めてのことなだけで壁じゃないのかもしれないし、一々壁だと思うのは親の方だよなって思ってます
子どもの人生目線で考えてあげたいですね

SNSでも日々、様々な「壁」を感じていらっしゃる方や、来春に向けて「一体どう備えればいいの?」と困惑されている方の投稿を目にします。

毎日がワンオぺ…「仕事続けられるのかな」

ライフチャット編集部にも、リアルなモヤモヤの声を寄せてくれた方々がいらっしゃいましたので紹介させてください。

「小1の壁」の記事を読みました。

私の勤めている会社は、小学校就学まで育児時間を取得できるので、現在育児時間を取得して1時間早く退社して息子のお迎えに行っているのですが、息子が来年小学校に上がったら、定時以降に退社することになります。

夫の帰りは毎日遅いので、平日は私がワンオペで子どものことを見ているのですが、定時に上がって、通勤に1時間以上かかって、お迎えが18時以降、買い物をして食事の支度をして夕飯お風呂宿題明日の準備…これが毎日続くと思うと、体力的にも自信がないし、出来る気がしません。

仕事続けられるのかな、とか、思う通りに働けないな、とか、子供との時間ちゃんと確保したいな、とか考えてモヤモヤしています。一体皆さんどうやって毎日回しているのでしょうか?
(ゆきこさん)

ワンオペ、お疲れ様です。
皆さんが、どうやって毎日を回しているのか…私も気になります。
先日、大手企業が時短勤務を認める子どもの年齢を、「18歳まで」に拡大する方針を決めたことがニュースになったときにも「小学生以降こそ、時短勤務ができるとありがたい」といった声がSNSでもあがっていましたよね。小1の壁の問題は“大人の働き方”とも密接に関係していそうです。

子どもがいるって認知されてない?登校班のモヤモヤ

次にご紹介するのは、「登校班」に関する体験談です。

【小1の壁】登校班について

私の住む地域では、集団登校が行われています。それはとてもありがたいのですが、班の編成が学校ではなく地域の子供会が主体となっています。

我が家は今から数年前に現在の場所に引越し来て、私立の幼稚園に通わせていました。そのため、近所には同じ幼稚園に通う子がおらず、またコロナ禍で子供会もほとんど機能していなかったため、周りに知り合いが一人もいない状態でした。

そのせいで子供がいることすら認知されておらず、入学2週間前に「こちらに新1年生がいると聞きまして!」と子供会の世話役の方が家に訪ねて来てくださり、無事に登校班に入ることができました。

学校主体でないため、問い合わせても「近所の方にきいてください」と言われるだけで、近くの家に子供がいるかどうかもわからない状況でどうすればいいのかとても困りました。

今は同じクラスに、上の兄弟がいらっしゃる方と繋がることができ、いろいろ教えていただけているので助かっています。

他人とコミュニケーションを取ることが苦手もしくは難しいかつ、個人情報保護があるため連絡先を教えてもらうこともできず、困っていらっしゃる方もいると思います。

もっと円滑に運営できる方法を取れればいいのにな、と思いました。 (お茶みかんさん)

知り合いの方がいらっしゃらない中での入学、ご不安があったかと思います。登校班の有無や運営の方法も地域ごとに異なるかと思いますが、“知り合いがいるかどうか”や“生の情報が得られるかどうか”で就学を迎えるときの気持ちもだいぶ変わってきそうですね。

もうすぐ夏休み!学童では昼食ある?ない?

最後に「小1の壁」に関連する最新のニュースのご紹介です。

こちらの記事では、長期休暇中の学童保育での昼食の提供に関する調査結果が掲載されています。夏休みなどに、子どもたちに昼食を提供している施設はおよそ2割だったそうです。
つまりそれ以外のご家庭では、連日、お弁当を用意されているってことですよね…。

ライフチャット編集部では「小1の壁」について、子どもたちや保護者の皆さん方が安心したり、前向きになれる情報をお伝えしていければと思っています。

長年、子育て支援に関わる専門家の方に「小1の壁」について取材予定です。引き続き、ご意見や体験談、そして専門家の方に聞きたい質問なども募集しています。

ぎりぎり平成の1989年に高知県で生まれました。大津局や宇都宮局、首都圏局で「きょうだい児」などのテーマを取材し、福祉について考えてきました。

みなさんの声

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