政策比較エネルギー

「エネルギー」について、バイデン氏とトランプ氏それぞれの主張は。

バイデン大統領
バイデン大統領

気候変動が政権の最重要課題

トランプ前大統領
トランプ前大統領

在任時に「パリ協定」から離脱

政策の詳細

バイデン大統領
バイデン大統領

気候変動を政権の最重要課題に掲げ、就任以降、▽トランプ前政権が離脱した「パリ協定」への復帰に加え、▽2022年8月にはEV=電気自動車の普及や再生可能エネルギーの推進などに巨額の資金を投じる法律を成立させた。

2024年1月にはLNG=液化天然ガスが環境に及ぼす影響を評価するためとしてLNGを新たに輸出する際の許可を一時的に凍結する措置を発表した。

トランプ前大統領
トランプ前大統領

バイデン政権下でアメリカは「パリ協定」に復帰したが、大統領に返り咲けば再び離脱する方針を明確にしている。

ロシアなどを上回るアメリカの豊富なエネルギ-資源の開発を止めることを目的としたすべての政策に反対するとしている。

天然ガスの採掘やパイプラインの整備に関する連邦政府の許可を迅速に行って生産量を増やしエネルギーのコストを低減させると強調。

LNG=液化天然ガスの新たな輸出手続きを一時凍結している現在の措置について、大統領に再び就任した場合には、即、解除する考えを表明している。