新型コロナウイルスの検査で陽性と確認されたアメリカのバイデン大統領の体調について、主治医は新たな報告書を公表し、症状は改善しているとしながらも鼻水やけん怠感などは続いているとしています。
バイデン大統領は引き続き、重症化を防ぐための薬を服用して、隔離を続けるということです。
アメリカのバイデン大統領は7月21日、新型コロナウイルスの検査で陽性が確認され、ホワイトハウスによりますと、症状は「非常に軽い」ということで、ホワイトハウス内で隔離をしながら執務を続けているとしています。
7月22日、バイデン大統領の主治医は新たな報告書を公表し「症状は改善している」としたうえで、鼻水やけん怠感、せきの症状は続いていると明らかにしました。
また、前日の夜には体温が37度4分あったため解熱剤を服用し、それ以降は平熱に戻っているということです。
脈拍や血圧、症状の変化の指標ともなる血液中の酸素の値については「通常どおり」だとしています。
この日、バイデン大統領はガソリン価格の高騰について協議する経済閣僚などとの会議にオンライン形式で出席するなど体調に問題はないとアピールしていました。
バイデン大統領は引き続き、重症化を防ぐための薬を服用して隔離を続けるということです。