アメリカ ニューヨークでは全米最大規模と言われるハロウィーンの仮装パレードが2年ぶりに開催され、参加者の中には仮装の一部にマスクを取り入れるなどして感染対策をする人の姿も見られました。
ニューヨークのマンハッタンでは毎年10月31日のハロウィーンの夜、見物客も含めると100万人近い人が集まる仮装パレードが行われますが、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止されました。
2021年は2年ぶりにパレードが開催され、地元メディアによりますと、例年よりは少ないものの数万人が集まったということです。
主催者はパレードの参加者や見物客に対してワクチン接種やマスクの着用を呼びかけていて、参加した人の中にはマスクに口を描くなどし、仮装の一部に感染対策を取り入れる人の姿も見られました。
一方で、ニューヨークでは屋外でのマスク着用の義務がないことから参加者の多くはマスクを着用しておらず、アメリカの保健当局は、これから感謝祭やクリスマスなど大勢の人が集まる機会が増えることもあり、感染対策の徹底を呼びかけています。