新型コロナ 世界からの報告
韓国 観光客のビザなし入国延長
陰性証明も不要に

2022年8月31日

韓国政府は、日本などからの観光客を対象にビザなしでの入国を認めている措置を10月末まで延長するとともに、入国の際すべての人に義務づけていた新型コロナウイルスの陰性証明書の提出を9月3日から不要とすることを決めました。

韓国政府は外国人観光客の増加を図ろうと、日本や台湾などからの観光客を対象に、ビザなしでの入国を認める措置をとっています。

この措置は8月31日までの入国が期限となっていましたが、韓国政府は8月31日、10月末まで、2か月間延長することを決めました。

また、韓国では現在、入国の際にすべての人に対して新型コロナの陰性証明書の提出が義務づけられていますが、韓国政府は9月3日から提出を不要とすると発表しました。

世界的に入国時の陰性証明書の提出を求めない国が多くなっていることや、新型コロナの重症化率が減少していることなどを理由に挙げています。

一方で、入国から1日以内に義務づけているPCR検査については今後も継続し、感染者の早期発見に努めるとしています。