新型コロナ 世界からの報告
カナダ トルドー首相 コロナ感染
ワクチン接種改めて呼びかけ

2022年2月1日

カナダのトルドー首相は新型コロナウイルスワクチンの追加接種の後に感染したことを明らかにし、新たな感染者数は減少傾向にあるものの、重症化を防ぐためにも追加接種を含むワクチンの接種が重要だと、改めて接種を呼びかけました。

カナダのトルドー首相は1月31日、自身のツイッターに「けさ、検査で陽性が確認された。元気なので、公衆衛生の指針に従って今週は遠隔で仕事を続ける」と投稿しました。

カナダでは2021年の末には、オミクロン株の感染拡大で一日の感染者数が5万4000人を超えて過去最多となりましたが、1月末の時点ではおよそ9000人と減少傾向にあります。

ワクチン接種を終えた人は5歳以上の対象者の80%を超え、18歳以上を対象に始まっている追加接種も半数近くが終えていて、トルドー首相も1月、追加接種を受けています。

トルドー首相は、重症化を防ぐためにも追加接種を含むワクチンの接種が重要だと、改めて接種を呼びかけました。

ワクチン接種をめぐり、カナダでは首都オタワで先週末にトラック運転手がワクチン接種の義務化に反対する大規模なデモを行うなど混乱も生じています。