新型コロナ 世界からの報告
新型コロナ感染確認
世界全体で5億人を超える

2022年4月13日

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人が世界全体で5億人を超えました。

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間の4月13日、世界全体で新型コロナウイルスの感染が確認された人が5億人を超えました。

感染者が最も多いのは、日本時間の4月13日午前8時の時点でアメリカで8047万人余り、次いでインドが4303万人余り、ブラジルが3016万人余り、フランスが2735万人余り、ドイツが2284万人余りなどとなっています。

また、死者の数は世界全体で618万人余りとなっています。

世界の感染者数は変異ウイルスのオミクロン株の拡大に伴い急速に増加しましたが、アメリカやヨーロッパの国で感染のピークが過ぎたことから増加のペースは落ちてきています。

こうした中、先進国を中心にワクチンの普及が進んだことや重症化を防ぐ治療薬が実用化されたことなどを受け、経済や社会活動の正常化に向け、感染対策を緩和する国もでてきています。

しかし、感染対策の規制を緩和したイギリスやドイツなどでは一時、感染が再び拡大したほか、韓国やベトナムなどこれまで感染拡大を抑えてきた国でも急速な増加が起きています。

今後も新たな変異ウイルスの出現や、感染した人の長期的な健康への影響も懸念されていて、世界全体での感染の収束は依然、見通せない状況です。