小池知事
「20代30代の陽性者数が飛び抜けて多い」

2021年7月15日

東京都内で7月14日の感染確認が、2021年5月の第4波のピークを超えたことについて、小池知事は、高齢者の重症者数は抑えられている一方で、若者に感染が広がっているという認識を示し、基本的な感染対策やワクチン接種への協力を改めて呼びかけました。

東京都内では、7月14日の感染確認が再び1000人を上回って1149人となり、2021年5月の第4波のピークを超えました。

これについて小池知事は7月15日、都庁で記者団に対し「特に20代と30代の陽性者数が飛び抜けて多い。逆に、高齢の方々は重症者数も含めて抑えられていてワクチンの効果だと思う」と述べました。

そのうえで、手洗いなど基本的な感染対策やワクチン接種への協力を改めて呼びかけたうえで「第4波を超えているような状況を抑えるには、ワクチンと皆さんの協力以外にないのでよろしくお願いしたい」と述べました。

また、小池知事は「感染者数は2週間前の取り組みの結果が数字として出てくる。この時差がいつももどかしいが、だからこそ、きょうの行動を皆さんに改めて見直していただきたい」と述べました。