小池知事 “感染防止で
卒業式で歌わないのは 発声控える判断”

2023年2月17日

卒業式で国歌や校歌を歌う場合、国がマスクなどの対策をして実施するよう求める一方、東京都の教育委員会が都立学校に対し、感染防止のため歌わないよう求めていることについて、小池知事は「『発声は控えていこう』という判断の表れだと理解している」と述べました。

文部科学省は卒業式について、児童や生徒、それに教職員は式典全体を通じて、マスクを外すことを基本とし、国歌や校歌を歌う場合、マスクなどの対策をしたうえで、実施するよう全国の教育委員会などに求めています。

一方、都の教育委員会は2月13日に都立学校に対し、感染防止のため、これまでと変わらず国歌や校歌は歌わないよう求める趣旨の通知を出しました。

これについて、小池知事は2月17日の記者会見で「卒業式は多くの場合、声を出さないことが多いということが、一番の判断材料になったと聞いている。マスクを外すにしても『発声は控えていこう』という判断の表れだと理解している」と述べました。