東京都 新型コロナ
モニタリング会議 警戒レベル引き下げ検討

2022年9月15日

東京都の新型コロナの感染状況などを分析する専門家が、新規感染者の減少が続いていることなどを受けて、現在、最も深刻としている感染状況と医療提供体制の警戒レベルをいずれも1段引き下げる方向で検討していることが分かりました。

都の新型コロナの感染状況と医療提供体制について、専門家が分析と評価を行う都のモニタリング会議は4段階ある警戒レベルのうち、感染状況については2022年7月14日に、医療提供体制については7月21日に、それぞれ最も深刻なレベルに引き上げ、以降、維持してきました。

感染状況について、9月14日の都内の感染確認は1万593人で、1週間前の水曜日より2900人余り減って、24日続けて前の週の同じ曜日を下回りました。また医療提供体制については、病床使用率が一時期、60%近くにまで上りましたが9月14日、35%にまで下がりました。

こうしたことを受けて、感染状況などを分析する専門家は9月15日にも、感染状況と医療提供体制の警戒レベルをいずれも1段引き下げる方向で検討していることが関係者への取材で分かりました。

都は引き続き、こまめな換気や会話する際のマスクの着用など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。