新型コロナ お盆に臨時の発熱外来
区役所に設ける 東京 目黒区

2022年8月11日

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、お盆の期間は医療機関の休診が増えることから、東京 目黒区では区役所内に臨時の発熱外来を設けました。

臨時の発熱外来は、目黒区役所にある休日診療所を使って、地区の医師会の協力を得て開設し、お盆の期間中、祝日と日曜日に診療します。

8月11日は午前9時の受付開始とともに電話がひっきりなしにかかり、すぐに午前の予約の枠がすべて埋まりました。

そして、39度の発熱があるという小学生の女の子や、基礎疾患のある80代と50代の親子などが受診に訪れ、医師の診察を受けたあと、抗原検査を受けていました。

午前中に検査を受けた11人のうち9人が陽性だったということで、検査結果がわかると看護師がその場で療養の際の注意点を説明していました。

目黒区医師会の村林泰三医師は「感染がピークのままお盆を迎えてしまったが、受診できないという人が一人でも少なくなるように対応したい」と話していました。

目黒区の青木英二区長は「お盆は休診が増えるので、症状が出ていて、ほかで検査を受けられない人は利用してほしい」と話していました。