大阪府 まん延防止等重点措置の
延長要請を決定

2021年7月7日

まん延防止等重点措置の期限が7月11日に迫る中、大阪府は、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、高齢者への2回目のワクチン接種が終わるまでは徹底した感染防止対策が必要だとして、政府に対し重点措置の延長を要請することを決めました。

大阪など10の都道府県に適用されているまん延防止等重点措置は、7月11日が期限となっています。

これを受けて大阪府は、新型コロナの対策本部会議を開き、吉村知事は「感染再拡大の兆候が明らかに見受けられることや、7月いっぱいで高齢者の2回目のワクチン接種がほぼ終了することをあわせて考えると、まん延防止等重点措置の延長を要請すべきだ」と述べました。

会議では医療提供体制などは一時より改善しているものの、20代や30代の若い世代の感染者が増加傾向にあるなど、感染の再拡大の兆候も見られることなどが報告されました。

そして希望する高齢者への2回目のワクチン接種が終わるまでは徹底した感染防止対策が必要だとして、政府に対し重点措置の延長を要請することを決めました。

政府は重点措置の取り扱いを7月8日にも決定することにしていて、府は政府の方針を受けて改めて対策本部会議を開き、7月12日からの対応を決めることにしています。