2021年6月9日
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政府は新型コロナウイルス対策の一環として、まん延防止等重点措置を適用している群馬、石川、熊本の3県については、6月13日の期限をもって対象から外す方針を固め、与党側に伝えました。
新型コロナウイルス対策として、政府は東京や大阪、それに愛知などの10都道府県に緊急事態宣言を出しているほか、8つの県にまん延防止等重点措置を適用し対策を強化しています。
重点措置が適用されている8県のうち、6月13日が期限となっている群馬、石川、熊本の3県は、人口10万人当たりの新規感染者数が、いずれも「1週間で15人以上」の「ステージ3」の水準を下回るなど、感染状況が改善傾向にあります。
このため政府は3県については、6月13日の期限をもって重点措置の対象から外す方針を固め、与党側に伝えました。
6月10日、感染症などの専門家でつくる分科会に諮り、了承が得られれば正式に決定することにしています。
一方、宣言が出されている10都道府県と、重点措置を適用している残る5県については、いずれも6月20日が期限となっていることから、引き続き対策を徹底するとともに、感染状況や病床の状況などを分析し、来週後半にも解除できるかどうか判断することにしています。