岡山県
「まん延防止等重点措置」
適用を政府に要請

2021年5月12日

岡山県は、県内の新型コロナウイルスの感染状況が急速に悪化していることを受けて、政府に対し「まん延防止等重点措置」の適用を要請しました。

5月12日の岡山県の新型コロナウイルス対策本部会議では、病床使用率や10万人当たりの新規感染者数など、国が示す4つのステージの目安となるすべての指標で最も深刻な「ステージ4」に該当することが報告され、伊原木知事は「爆発的な感染が進んでいる」として「ステージ4」に引き上げる判断を示しました。

岡山県が「ステージ4」になるのは、これが初めてです。

そして伊原木知事は5月12日、政府に対し「まん延防止等重点措置」の適用を要請しました。

これを受けて岡山県は、県内全域で日中も含め県民に対し、不要不急の外出を自粛するよう求めることにしています。

また、特に感染が拡大している岡山市と倉敷市については、すべての飲食店などを対象に5月14日から5月末まで営業時間を午後8時までに短縮するとともに、終日、酒類の提供を行わないよう要請することを決めました。

さらに岡山県は5月13日以降、県内全域で県の施設を順次、休館することにしています。