埼玉県 大規模商業施設午後8時まで
酒類持ち込み自粛も要請へ

2021年5月8日

埼玉県は、まん延防止等重点措置の延長が決まったことを受けて、百貨店などの大規模な商業施設に午後8時までに営業時間を短縮するよう求めることや、飲食店に酒類の提供とともに客の持ち込みも自粛するよう要請することなどを決めました。

埼玉県で適用の対象となるのはこれまでと同じ東京都と隣接するなどの15の市や町で、期間は5月12日から5月31日までです。

5月8日午後5時半から対策本部会議を開き、対象地域の飲食店などに対し営業時間を午後8時までとして酒類の提供を自粛するよう要請するほか、新たに客の持ち込みの自粛も要請することを決めました。

また、床面積が1000平方メートルを超える映画館や百貨店、それに遊興施設などの大規模な集客施設に対しては、営業時間を午後8時までとするほか、酒類の持ち込みを自粛するよう要請します。

埼玉県の大野知事は「新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、県内では変異株の割合は6割に至っている。さまざまな要請を行っており大変心苦しいが、急速に新規陽性者が増えることになればちゅうちょなく、緊急事態宣言などを含む強い措置に移行しないといけない。救える命を一人でも救っていくために引き続きご協力いただきたい」と述べました。