2021年4月28日
岐阜県は、新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているなどとして、政府に対し「まん延防止等重点措置」の適用を正式に要請しました。
岐阜県の古田知事は4月28日午後、記者会見し、県内の新規感染者数が増加傾向にあり病床の使用率も上昇しているほか、変異ウイルスも感染が拡大していると述べました。
そのうえで4月28日、政府に対し「まん延防止等重点措置」の適用を正式に要請したと明らかにしました。
古田知事は西村経済再生担当大臣に電話し、対象地域は、岐阜県独自の非常事態宣言で、飲食店に営業時間の短縮を要請している岐阜市など9つの市にしたいという意向を伝えたということです。
これに対し、西村大臣からは「データを分析し必要と判断すれば直ちに対応する」という認識が示されたということです。
古田知事は「大型連休が始まるのでその前に正式に要請し、できるだけ早い国の対応をお願いしたいと申し上げた。県民のみなさんも感染状況が悪化傾向にあると認識してもらい、対策へのご協力をお願いしたい」と述べました。