愛知県「まん延防止措置」
要請方針 期間や地域 国と協議へ

2021年4月14日

新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることから、愛知県は、政府に対して、「まん延防止等重点措置」を適用するよう要請する方針で、今後、適用する期間や対象地域、それに飲食店を対象とした営業時間の短縮要請の扱いなどを政府との間で協議したいとしています。

愛知県 感染者数8日連続100人超

愛知県内では、1日に発表された新型コロナウイルスの感染者数が4月13日まで8日連続で100人を超え、感染が再び拡大しています。

こうした中、愛知県の大村知事は、4月13日の記者会見で「新規陽性者数が急カーブで上がっている。関西や東京で感染が拡大する中、愛知県に波及してくるのは必定だ」と述べたうえで、政府に対して、県内にも「まん延防止等重点措置」を適用するよう要請する考えを表明しました。

愛知県は、今後、「まん延防止等重点措置」を適用する期間や対象地域、それに飲食店を対象とした営業時間の短縮要請などの扱いを政府との間で協議したいとしています。

愛知県は「現時点で医療体制がひっ迫しているわけではない」としながらも、できるだけ早く「まん延防止等重点措置」を適用することで、ワクチン接種が本格化する大型連休明けを前に感染を抑え込みたいとしています。