兵庫県 斎藤知事
“まん延防止等重点措置 直ちに解除は困難”

2022年2月28日

3月6日が期限となっているまん延防止等重点措置について、兵庫県の斎藤知事は「病床は高い使用率で横ばいが続いていて直ちに解除するのは難しい」と述べ、措置を再び延長せざるをえないという認識を示しました。近く最終的に判断し国と協議を始めることにしています。

3月6日が期限となっている兵庫などへのまん延防止等重点措置について、斎藤知事は、解除に当たっては、1週間平均の新規感染者数が前の週を下回っていることや、病床使用率が50%を下回って、下降傾向にあることなどが基準になるという考えを示していますが、2月27日時点の病床使用率は68.0%と依然高止まりの傾向が続いています。

こうした中、斎藤知事は2月28日記者団に対し「新規感染者は減ってきているが病床は高い使用率で横ばいが続いていて、直ちに解除するのは難しい」と述べ、措置を再び延長せざるをえないという認識を示しました。

斎藤知事は、近く専門家の意見や医療現場の現状を踏まえたうえで、最終的に判断し、国と協議を始めることにしています。