「まん延防止」13都県延長へ
高知も適用 3月6日まで 政府方針

2022年2月9日

新型コロナ対策で、政府は2月13日が期限の東京など13都県のまん延防止等重点措置を3月6日まで3週間延長するとともに、新たに高知県にも2月12日から重点措置を適用する方針を与党側に伝えました。

まん延防止等重点措置の期限が2月13日に迫る中、東京など13都県は新規感染者が高い水準にあり重点措置を解除して対策を緩める状況にはないなどとして、適用の延長を政府に要請しました。

また新たに高知県も医療提供体制が急速にひっ迫しつつあることなどから、重点措置の適用を政府に要請しました。

これを受けて岸田総理大臣は2月9日夕方、後藤厚生労働大臣や山際新型コロナ対策担当大臣ら関係閣僚と会談し対応を協議しました。

そして2月13日が期限の東京など13都県のまん延防止等重点措置を3月6日まで3週間延長するとともに、新たに高知県にも2月12日から3月6日まで重点措置を適用する方針を確認し与党側に伝えました。

政府は2月10日、感染症などの専門家でつくる「基本的対処方針分科会」にこうした方針を諮り、国会に報告したうえで対策本部で正式に決定することにしています。