西村経済再生相 感染悪化で
「まん延防止等重点措置」検討も

2021年4月6日

新型コロナウイルスの感染状況について西村経済再生担当大臣は、参議院内閣委員会で、全国的に感染が広がり、首都圏や沖縄などでは特に悪化しているとして、必要に応じて「まん延防止等重点措置」の適用を検討する考えを示しました。

この中で、西村経済再生担当大臣は「全国的に感染が広がってきているので、警戒を強めている。『ステージ3』の都道府県のあるエリアで感染が急激に増えて、その地域だけ見ると『ステージ4』の状況になってきている場面で『まん延防止等重点措置』を機動的に使うことにしている」と述べました。

そのうえで、特に感染状況が悪化している地域として首都圏のほか、山形、京都、奈良、愛媛、沖縄を挙げ、感染者数の推移や病床のひっ迫度合いなどを踏まえ、必要に応じて「重点措置」の適用を検討する考えを示しました。

また、政府の分科会の尾身茂会長は、感染が拡大しそうなときに急ブレーキをかけられるようにする「サーキットブレーカー」について、近日中に対応を提案したいという考えを示しました。