学校でのマスク着用の考え方
教育委などに改めて周知へ 文科相

2022年5月24日

新型コロナ対策の基本的対処方針の変更を受けて、末松文部科学大臣は、全国の教育委員会などに学校でのマスクの着用の考え方を改めて周知する考えを示しました。

政府はきのう、新型コロナ対策の基本的対処方針を変更し、マスクの着用について、学校では、体育の授業では必要はなく、部活動の際も体育の授業に準じるなどとしています。

これを受けて、末松文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で、全国の教育委員会などに学校でのマスクの着用の考え方を改めて周知するため、5月24日、事務連絡を発出する考えを示しました。

そして「文部科学省では従来、『衛生管理マニュアル』の中でマスクの着用が不要な場面を示していて、取り扱いを変更するものではない。学校現場では、感染対策と学びの継続の両立はもちろんのこと、熱中症対策も命に関わる重大な問題と捉え、子どもたちが安全・安心な環境で学ぶことができるよう、メリハリを付けたマスクの着用をお願いしたい」と述べました。