大型連休 新幹線 特急列車の利用者
コロナ前の75%まで回復

2022年5月9日

大型連休の期間中に全国の新幹線や特急列車を利用した人は、およそ907万人余りと、2021年の同じ時期より2.45倍に増え、新型コロナウイルスの感染拡大前の水準の7割余りまで回復しました。

JR各社は、4月28日から5月8日までの11日間の、全国の新幹線や特急列車の利用状況をまとめました。

それによりますと、新幹線と特急列車を合わせた利用者数はおよそ907万5000人で2021年の同じ時期より2.45倍に増加し、新型コロナ感染拡大前の4年前の水準の75%まで回復しました。

このうち新幹線の利用客は2021年の大型連休の期間と比べ
▽東海道新幹線が2.74倍
▽北陸新幹線が2.41倍
▽東北新幹線が2.15倍
▽九州新幹線が1.89倍
▽北海道新幹線が1.86倍などいずれも増加しました。

JR各社は利用客の増加について「新型コロナに関する移動制限がなかったことから去年より利用客が増え、素直によかったと受け止めている。感染対策を引き続き徹底していきたい」としています。