2022年12月9日

新型コロナのワクチン接種をめぐり、東京 台東区にある医療機関が、誤って有効期限を過ぎたワクチンを、133人の子どもに接種していたことが分かりました。これまでに健康被害を訴えている子どもはいないということです。
台東区によりますと、2022年6月から11月末までのおよそ5か月間、台東区内の医療機関が5歳から11歳の子ども133人に、誤って有効期限が最大で140日過ぎた新型コロナのワクチンを接種したということです。
区が接種データを確認する中で発覚し、医療機関が冷凍での有効期間を冷蔵での保存期間と誤って認識してしまっていたということです。
区によりますと、これまでに健康被害を訴えている子どもはいないということです。
台東区は「大変申し訳ありません。医療機関に使用期限の正しい管理などの周知・指導を徹底して再発防止に努めます」としています。