2021年6月24日
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全国の主なスーパーの5月の売り上げは、緊急事態宣言の延長で外出を控える傾向が続き、食料品の販売が伸びたことなどで2020年の同じ月と比べて2.9%増え、3か月連続で増加しました。
日本チェーンストア協会のまとめによりますと、5月の全国の主なスーパー1万1819店の売り上げは1兆1201億円で、既存店どうしの比較では、2020年の同じ月と比べて2.9%増加しました。
売り上げの増加は3か月連続です。
商品別では、売り上げ全体の7割近くを占める食料品が0.5%増加し、特に総菜が15%増えるなど、緊急事態宣言の延長で外出を控える傾向が続いたことが全体の売り上げを押し上げています。
日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は、「6月に入って緊急事態宣言は解除されたが外出を控えるというコロナ禍での生活様式に大きな変化はないと思う。今後、ワクチンの接種が進み、人々の生活が早く正常化され消費が活性化することを期待したい」と話しています。
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